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社会貢献しながら、ローカルライフもどっぷり体験できるネパールスタディプログラム!
現地のスタッフと一緒にボランティア活動しながら、ネパールのローカルライフにもどっぷり浸かる、普通の観光ではできない体験ができるのがレアーレワールドのスタディプラグラム。
ボランティア活動や、現地の子どもたちとの交流を通して、教科書やネットの情報では得られない様々な気づきや学びを得ることができます。
今回、2024年10月に開催されたレアーレカップで集まったシューズなどをネパールの子どもたちに届ける活動に参加してくれるボランティアを探していたところ、手を挙げてくれたのは、長崎在住の高橋咲江さん。
最初に、高橋さんが今回のネパールでの体験を通して思ったこと、感じたことをご紹介してから、今回のプログラムの具体的な活動を紹介したいと思います。
◾️モノは少ないけど、小さな幸せに溢れていたネパール
「ネパールに行くのは、治安とか大丈夫かなって、ちょっと勇気が要りました。でも実際に行ってみたら、ネパールの方々、みんな優しかったし、思っていたよりも全然危険という感じではありませんでした。
物に溢れている日本と違って、必要最低限の物で生活しているのに、日々の暮らしの中で小さい幸せを見つけて暮らしているのは素敵だなと感じました。
今回私は、寄付品に届けるボランティアとして参加したのですが、運んでいるときは、まだボランティア活動に参加しているという実感がなかったのですが、子どもたちに自分で手渡してみて、彼らが喜んでいる姿を目の前で見ることができて、遥々日本から運んできてよかったと、しみじみ感じました」(高橋さん)
◾️レアーレカップで寄付された靴と共にカトマンズ空港に到着!
日程については、参加するボランティアの方の予定と渡航先の予定を調整しながら決めていくのですが、今回は6泊7日、12月17日から23日の日程となりました。
今回、高橋さんに運んでいただいたのは、10月に開催されたレアーレカップの靴の一部とトレーニングウエアなどスーツケース1個分の寄付品。
12月17日夜、長崎から飛行機を乗り継いで、スーツケースと共に到着した高橋さんを現地スタッフがカトマンズの空港にお出迎えし、スタディプログラムがスタートしました。
◾️子どもたちとの距離が一気に縮まる「MY FOOTBALL KIT」プログラム
現地の子どもたちとぜひ交流して欲しいと考え、今回は、2つの学校で「MY FOOTBALL KIT」を使ったプログラムを行いました。
「MY FOOTBALL KIT」は、株式会社モルテン(本社:広島県広島市)が展開する組み立て式サッカーボールのキット。子どもたちの脳を刺激し、豊かな思考を培う機会を提供することを目的としています。
まず、最初に訪れたのは、カトマンズ郊外のShankhadal Memorial School。3年生約50人が参加しました。
こちらのスクールではレアーレのコーチたちが体育の授業のインストラクターを務めており、今回は、体育の授業の一環として開催。ボール作りを通して、日本からボランティア参加した高橋さんも生徒とすっかり仲良しに!
もう1箇所は、FCレアーレ・ネパールのあるエリアにあるSwopna Sansaar school で、2年生~4年合同で50人弱参加しました。
こちらの校長先生は、ネパールの未来のために何かしたいと教育分野で活動することを決め、日本で小学校を見学し、その後ネパールで学校を設立。
日本から来たMy Football Kitプログラムにも興味を持ってくれ、今回、この学校での実現の運びとなりました。
ここでは、学校の庭にて、My Football Kitプログラムを実施。
生徒も先生も初めてなので、みんなで試行錯誤しながら、エキサイティングな時間となり、完成後は、ボランティアの高橋さんも子どもたちと一緒になって、ボール遊びで楽しい時間を過ごしました。
「ボール作りに取り組む子どものたちの目はとても真剣。試行錯誤してみんなで協力してやっと出来上がった時瞬間の、やったーという喜びのエネルギーがすごかった!そんな風に子どもたちが喜んでいる姿が見れて、私も嬉しくなりました」(高橋さん)
◾️まるでアドベンチャーツアー!村のサッカークラブにレアーレカップの靴をお届け
今回のスタディプログラムのメインとなるのは、村のサッカークラブの子どもたちにレアーレカップの靴を届けるイベントです。
ネパールのFCレアーレ出身の選手が、地元の子どもたちにサッカーを教えており、その子どもたちとぜひ交流して欲しいということで、Shahanshil youth Clubを訪問することになりました。
カトマンズから車で1時間半の村にあるShahanshil youth Club。
カトマンズを離れるにつれ、道は細くなり、周りの景色も変わります。車一台通れる未舗装の道の先に見えてきたのは、崖っぷちの空き地。
木の枝を組み合わせて作った手作りのゴールが2つあるそこが、この村のグラウンドで、小学生から高校生まで男子女子合わせて70人近くの子どもたちが集まっていました。
今回は、FCレアーレの日本とネパールのコーチも同行し、サッカークリニック+寄付の贈呈というプログラム。
高橋さんは、女子グループに入って、一緒にサッカーのトレーニングに参加。
普段着のまま、サンダル履きや裸足で、それでもサッカーを楽しむ子どもたち。ボロボロのボールに土埃の舞うグラウンドですが、そんな環境で子どもたちと過ごしてもらった1日。練習の後には、高橋さん自らが遥々日本から運んできた寄付品を子どもたちに贈呈しました。
カトマンズ市内とは異なる村のグラウンドで、村の子どもたちと接する体験に
「どんなところに行くのかと道中は、ドキドキしたけど、村の子どもたち、みんな可愛くて、とても楽しかったし、自分が運んできた品を受け取った子どもたち嬉しそうな姿を着れて、私もとても嬉しくなりました」と高橋さん。
帰路に着く頃には女子選手たちとすっかりに仲良くなっていました。
◾️FCレアーレの子どもたちと交流
レアーレワールドのスタディプログラムの定番は、FCレアーレ・ネパールの子どもたちとの交流です。
今回、ちょうど、冬のレアーレカップ開催中でしたので、土曜日はレアーレカップの観戦、日曜日に朝練の見学と、両方を楽しんでもらいました。
朝練の後には、U11のレアーレキッズ宅を訪問。子どもたちがどんな家に住んでいるのか、どんな家族構成なのかを実際に見学してもらいました。
訪問したのは、グラウンドから徒歩5分の家に住んでいる女子選手の家。3階建ての家に複数の世帯が住んでいるアパートです。訪問したお家は、ただの四角い1部屋に四人暮らし。水場やトイレは1階の裏庭にあり共同です。村から出てきて、お父さんは中東に出稼ぎ、お母さんは絨毯織りの内職というよくある一般家庭です。
お母さんにお茶をご馳走になりながら、いろんな話を聞き、ローカルな暮らしを垣間見る貴重な機会となりました。
◾️陶器工場で職人さんの手業を見学、地元の人に混じって屋台、ダルバートを手で食べるなど、ローカルな体験も盛りだくさん
レアーレワールドのスタディプログラムでは、ボランティア活動だけでなく、現地の人々の日々の暮らしに触れたり、地元の人々との交流する時間もたっぷりとってあります。
レアーレグラウンドのあるティミエリアの、古くからの街並みの残る路地裏を歩いたり、レアーレのコーチ宅にて、ネパール料理を現地の人のように手で食べることに挑戦したり、地元の人に混じって屋台のスナックを食べたりとローカルな体験ができるのもレアーレワールドのスタディプログラムの大きな魅力。
古くから焼き物職人さんが住むプラノティミ地区では、地元の人が素焼きの植木鉢やオイルランプ皿を作る様子を見たり、陶器工場を見学したりと、普通のツアーではなかなか行けないところにも足を運びました。
「いろんなネパールを知れて、いろんな新しい体験ができて、とても楽しかったし、ネパールをより好きになりました」(高橋さん)
◾️途上国でボランティア活動しませんか?
レアーレワールドのワールドフレンズプロジェクトは、日本の子どもたちから寄付されたシューズやユニフォームを途上国の青少年に届けることで、日本とネパールの子どもたち双方の心を育む活動です。
レアーレワールドでは、このワールドフレンズプロジェクトに寄せられた品を途上国の子どもたちに届け、現地の子どもたちと交流するスタディプログラムに参加するボランティアを募集しています。
日本の子どもたちから寄付された品を、日本の若者が途上国の子どもたちに届け、現地の子どもたちと交流することで、参加するすべての人に成長のきっかけとしてもらうことが目的です。
社会貢献活動に加えディープなローカル体験ができるのがレアーレワールドのスタディプログラム。
1人からでも参加は可能!友人同士のグループや、サッカークラブやボランティアグループなどの団体での参加も大歓迎です。
ぜひ、お気軽に事務局までお問い合わせください。