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ネパールのAPF.FCの女子チームにサッカースパイクを寄付!

ネパールのAPF.FCの女子チームにサッカースパイクを寄付!

5月25日、レアーレワールドの三好代表理事とサントス理事は、ネパールでプレーしているヒーロープロジェクト育成選手である栗山優也選手が所属するAPF.FC女子チームを訪問、女子選手たちに、サッカースパイクを寄付いたしました。

先日、男子チームを訪問した際には、日本の皆さんからレアーレワールドへご寄付頂いたシューズを、男子選手にご寄付させていただきましたが、本日は、女子チームへの寄付となりました。

このシューズの寄付が、シューズを受け取った彼女たちのモチベーションとなり、努力し、自分を変えるきっかけになって欲しい。そんな思いから、選手一人一人にシューズを手渡しました。

日本人からシューズを受け取っている姿を見た周りの人たち、そしてもしかしたら受け取ってる本人たちの中には、日本人はリッチだから靴くらい寄付しても当たり前と思っている人がいるかもしれません。

しかし、サントス理事のスピーチにこんな言葉がありました。

「ネパールにこれらの靴を持ってくるのは簡単ではありませんでした。
ネパールで靴を買って寄付した方が簡単なぐらい大変です。
しかし我々は、日本の皆様から靴を寄付して頂き、それをネパールの人々に直接届け、そのプロセスを通して生まれる気持ちを大切にしています。
日本の人々にネパールのことを知るきっかけを提供したり、日本の子どもたちに、他人とシェアするということや、日本とは異なる世界があるのだと知ってもらいたいのです」
(サントス理事)

さらに、その言葉を受け、APF.FC女子チームのオフィシャルの方から以下のようなお言葉をいただきました。

「シューズをもらえること、これは当たり前のことではない。寄付してくださった日本の方々の気持ちに応えて、各自さらに努力してもらいたい。今日の事を、モチベーションに繋げて頑張っていこう」

実際、ネパールでは、例え中古の靴だとしても、ナイキやアディダスなどのブランドシューズを郵送した場合、定価の50%以上の税金がかかります。

それでも、あえてわざわざ日本からシューズを運んでいるのは、単にモノを恵むためではなく、そのプロセスこそが、寄付する側の意識の変化、寄付された側の意識の変化を促すきっかけになると考えているからです。

人々の意識を変化させ、世界を豊かにする活動に、共感していただけましたら、ぜひメッセージや感想をいただければとても嬉しく思います。

また、靴を海外に届けるスタディプログラムも来年春に実施したいと考えていますので、ご興味がありましたら事務局までお気軽にご連絡ください。

Text by  ヒーロープロジェクト育成選手 栗山優也