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他人を思いやる気持ちという名のバトンをつなげ!

他人を思いやる気持ちという名のバトンをつなげ!

9月5日にネパールのカトマンズにて行われた、ネパール代表対インド代表のサッカーの親善試合の第2戦目。

この試合もヒーロープロジェクトリーダーのキラン選手は、ゴールキーパーとしてスターティングメンバーで出場し、キャプテンを務めました。

この日の試合、前半は両チームともに、得点ならず、0−0のまま後半に突入。

後半に入り、ネパール側のディフェンダーをうまくかわしたインドが2点を挙げ、0−2と大きく引き離される形になってしまいました。

その後、後半の中盤、キラン選手は、突然、足が痛いと訴え、メディカルサポートを受ける姿が見られましたが、その後もしばらくは、そのままピッチでプレー続行。

しかし、半残り10分のところで控えのキーパーと交代となりました。

実は、この交代には、理由がありました。

今回の試合の前、キラン選手は、代表チームの監督に

「明日は途中で交代し、そろそろ引退する選手を試合に出して欲しい」

と話していたのだそうです。

すでに10年以上、ネパール代表チームの正ゴールキーパーというポジションをキープし続けているキラン選手。

それだけ飛び抜けた実力を持っているのですが、その裏では、一度も出番のないキーパー選手がいます。

2点リードされていて、親善試合だったということもありますが、メディカルサポートを受けたことで、自然な形で交代することができ、引退間近の選手にも国際試合を経験してもらうことができました。

キランのとった行動は、勝負の世界において必ずしも良いとはいえないかもしれません。

でも、それは、キラン選手なりの、他の選手に対する敬意の表現方法であり、そんな風に人を思いやれるキランだからこそ、ヒーロープロジェクトのリーダーに相応しいと私たちは考えます。

しかし、キランも昔からこうだったわけではありません。

レアーレワールドのサントス理事と関わる中で徐々に変化していったのです。

そして、今は、キラン選手が周りの選手に変化するきっかけを与える存在となっています。

サントスからキランへと受け継がれたバトン。

そのバトンを、キランから次の世代に繋ごうとしています。

それこそが、私たちが目指す”ヒーロープロジェクト”なのです。