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FCレアーレOBがスペインでのサッカー体験で学んだこと

FCレアーレOBがスペインでのサッカー体験で学んだこと

9月から11月にかけて、FCレアーレの卒業生(16歳)が、FCレアーレの海外プログラムにて
FCレアーレのテクニカルアドバイザーであるクロアチアのマティコーチの指導の元、スペインでサッカー体験をさせていただきました。

その卒業生からのレポートをご紹介します。


レポート第1弾

『スペインでのトレーニング参加』

9月にクロアチアへ渡り、クロアチアで生活をする中で、10月の半ば、サッカーの国際大会の手伝いのため、クロアチアからスペインへ渡りました。

スペインでの滞在期間は10日ほどでしたが、その期間で3つのチームの練習に参加させていただきました。

1つ目のチームは30人ほど選手がいるチームで、同年代の選手たちとプレーしました。

まずジョグから始まり、次にジョグアンドダッシュといったフィジカル面のトレーニング、次にシュートを含めたパスの練習、次にディフェンスをつけたパス回しの練習を2種類、最後にゲームという練習でした。

2つ目のチームでも、同年代の選手とプレーしました。
コーチを含めチームメイトの全員が英語を話せないという状況でしたが、簡単な単語と身振り手振りで伝えたいことを伝えました。
このチームは試合直前の練習ということで、戦術的なトレーニングをしました。

まずウォーミングアップをして戦術的な練習(それぞれポジションにつき、ボールがどこにあるときどういう動きをするのかなどの説明を受け軽くやってみる練習)をした後、ゴールのついた対人練習(1対1から5対5までボールが切れたら増えていく)、そして攻撃方向のついたポゼッショントレーニングをしました。

3つ目のチームではウォーミングアップをし、すぐシュート練習、そしてゲームといった実践的な練習を多くやりました。

日本の練習とスペインの練習を比べてみて一番違いを感じたのは、日本ではどのチームもやっているディフェンスのいないパス練習や、攻撃方向が曖昧なパス練習がないことです。

常にゴールを目指すこと、練習はできるだけ試合のシチュエーションに近づけるようにすることなどを教えていただきました。

またコミュニケーションを取る上で言語を覚えることも重要なのですが、一番大切なのは今できることで相手にどう伝えるかを考えることだと気づきました。

また今回の滞在では、FCバルセロナのホームスタジアム であるカンプ・ノウで、FCバルセロナ対ビジャレアルの試合を観るという、非常に貴重な体験もさせていただきました。

世界最高峰のクラブのプレーやスタジアムの雰囲気を肌で感じ、プロ選手への憧れがより一層高まりました。
スペインでの経験は、今後の人生においてとても意味のあるものだったと実感しています。

Rrport : FCレアーレ卒業生 三好玄氣

レポート第2弾もぜひご覧ください。


『サッカー×海外』の取り組みのもと、FCレアーレは、独自の海外との繋がりを活かし、海外で経験を積みたいという青少年に、海外経験の場を提供することにも力を入れています。