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本気で夢を追いかける青少年を、FCレアーレならではの方法で全力サポート

本気で夢を追いかける青少年を、FCレアーレならではの方法で全力サポート

FCレアーレは、サッカーを通して、生きる力を身につける場でありたいと常日頃から考え、子どもたちをサポートしてきました。

そんな中、ある中学2年生の女子を受け入れました。

彼女は、中学校に必要性を感じておらず、学校に行かないことに決めました。
学校に行くと、弱い自分が、悪い友達との付き合いに流されてしまうからです。
悪い仲間と遊ぶことは、それなりに楽しかったというのですが、彼女をその仲間たちと決別する決心をさせたのは、サッカーでした。

このままこの仲間と付き合っていたら、サッカーができない。

もともとサッカーが大好きで、小学校からサッカークラブに通っていた彼女は、どうしてもサッカーが続けたくて、悪い仲間と決別するために学校に行くのをやめ、FCレアーレへやってきたのです。

本人は、サッカーのプロ選手になりたいということでしたので、まずは、レアーレワールドの考え方を保護者とともに説明させてもらいました。

FCレアーレは、現在中学生の人数が少ないこともあり、ジュニアユースはチームはありません。
ただ、サッカーでこうなりたい、これをやりたいという本人の気持ちがあり、努力できるなら、本人の希望を叶えるためのサポートを全力でしています。

しかし、学校に行かないということは、学校に行くよりも厳しい道を歩むということであり、大きな努力が求められます。
道が開けるかどうかは本人次第です。

そのことを本人にしっかり伝え、保護者の方も納得し「お願いします。本当にありがたいです」とおっしゃってくださったので、レアーレワールドで、受け入れることにしました。

サッカーについては、FCレアーレの三好言監督がサポート。
「基本は、自分で考えてやる、ということ。その上で、必要な時はしっかりサポートします」という三好監督。

また、グローバルな舞台で活躍してもらうことがベースにあるレアーレワールドでは、英語のコミュニケーション能力の向上についてもしっかりサポートしていきます。
こちらの講師はネパールのFCレアーレのアニッシュコーチ。毎日、午前と午後、2回の英語レッスンをしていきます。

そして、生き方ガイドについては、三好彩代表理事がサポート。
プロになるための必要なメンタルだけでなく、人としてどうあるべきか、感謝や努力など人として大切なことや、生き抜くための力を身につけてもらえるよう、指導します。

彼女がレアーレワールドにきて、まだ1ヶ月ですが、保護者の方からは「娘が笑顔になってきました」という声をいただいています。

プロへの道はまだまだ長く、これからが厳しい道となると思いますが、彼女が諦めないで本気で取り組む限り、私たちも全力でサポートしていきます。

そして、彼女が自分の道を自分で切り開いていく姿は、多くの同じような悩みを持つ同年代の子どもたちを勇気づけてくれるのではないかと期待しています。
また、将来的には、彼女が、現在ヒーロープロジェクトで活躍している選手たちのように、ペイフォワードの精神を次の世代に向けて、どんどん広げていくことを望んでいます。

関わる大人がそれぞれの得意を持ち寄って、夢を本気で追いかける子どもたちを全力でサポートする。
それにより多くの若者に希望を与えると同時に、関わる大人全員が、やりがいや幸せを感じられる。

レアーレワールドはそんな場でありたいと、設立当初から考えてきましたが、その理想の姿にさらに近づきつつあります。

応援してくださる方に、幸せと勇気を届けられよう、これからもますます進化し、前進してまいりますので、今後ともご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。