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「私たちはこの時代を共に生きる家族」日本とネパールの国際交流in 長野・開田高原

「私たちはこの時代を共に生きる家族」日本とネパールの国際交流in 長野・開田高原

澄んだ空気、燦々と輝く太陽。
夏空の下に広がるとうもろこし畑・・・。

7月29日、REALE WORLDでは長野・開田高原にある古民家にネパールから来日中のラメッシュさんご夫妻をご招待。

日本の農村の「家」を体感していただきながら日頃よりREALE WORLDの活動を応援してくださっている関東方面にお住まいのサポーターの皆さんにお集まりいただき「開田の古民家でネパール料理を楽しむ会」を開催しました。

ラメッシュさんご夫妻は先日ご紹介したロハン選手のご両親でありラメッシュさんは、REALE WORLDのネパールでの事業を事務方で支えてくださっている、縁の下の力持ちです。

今回は、奥様のニルさんにネパールカレーを作っていただきサポーターの皆さんとの交流を図りました。

大家族の台所を一人で切り盛りしているニルさんは大量の材料もテキパキと切り、炒めていきます。

ラメッシュさん、サントス理事も手伝いながら着々と下ごしらえが進んでいきます。

何よりは、スパイス!

香りが台所中に広がり、さっきまでの「日本の古民家」が一気に「ネパールの台所」に変わってサポーターさんたちも大盛り上がり。

テンション上がった皆さんは、サントス理事の見様見真似でネパール式に「手で」カレーを食べることに挑戦。

最初はおっかなびっくりだった皆さんもカレーの美味しさに、手で食べることにもすぐに慣れ「普段は辛いの苦手だけど、ニルさんのカレーはすごく美味しい!」と、皆さんがおかわりされていました。

手で食べることはその食べ物からのエネルギーを全身で受け取りいただくこと。

「エネルギーの循環」その言葉が、皆さんには新鮮に響いたようでした。

サントス理事に通訳をしていただきながらのお二人とのトークタイムでは、レアーレのこと、ロハン選手のことお二人の馴れ初めから、ネパールの暮らしのこと、などいろんな角度からの質問がなされました。

そこには共通点もあれば、違いももちろんありますが違いは、根底にある思いや考えがわかることで「共感」「理解」に変わっていきます。

そして、話は、自然と「自分の人生をどう生きたいのか」という話になっていきました。

「やりたい」と思ったことを、一生懸命にやり続けること。夢や希望を「諦めない」こと。

ネパールカレー作りから始まったこの会は最後は、この言葉に行きつきました。REALE WORLらしさ、を感じる瞬間でもありました。

日本でも希少になってきた自然環境の中大いなるエネルギーに包まれるようにある古民家で国こそ違え、この時代を共に生きている私たちは「家族」。

一緒に食べ、大いに語り、身体にも心にもたくさんの恵みを享受できた時間になりました。

Text by REIKO AOMAME