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ヒーロープロジェクトの栗山優也選手、ネパールでのデビュー戦で、チームを勝利に導く!
ネパールのAディビジョン(トップリーグ)のチーム、APF(Armed Police Force)とのプロ契約を果たしたGK栗山優也選手が、12月20日、ダサラト競技場(カトマンズ)で行われた対フレンズクラブ戦にて、数々のファインセーブを見せ、チームを今期初の勝利へと導きました!
Aディビジョンリーグは、11月にスタートし、今日の試合が5試合目。APFは、初戦から3連敗で、4試合目は引き分けと、まだ一勝もあげられておらず、第5戦となる今日の試合は、絶対に負けられない試合でした。
しかし、試合開始直後に、何度も相手チームにシュートチャンスを与えてしまいます。
試合開始4分30秒、相手に単独ドリブルで持ち込まれ、あわやゴールかというとき、果敢に飛び出して見事に相手を阻んだ栗山選手。
絶対に先制点を許してはいけない試合開始直後の場面で、見事にゴールを守りました。
彼のファインセーブにより、試合の流れはAPF側に!勢いづいた味方選手が次々とゴールを決め、最終的には3-1で初勝利を上げることができました。
APFという今まで外国人選手を取らなかった政府関係のチームが、初めて契約した外国人選手である栗山選手が、契約後最初の試合でチームを勝利に導いたのです。
試合の流れを自分のチームに引き寄せた栗山選手のセーブは、ネパールのスポーツニュースメディア「ハムロケルクッド」でも写真付きで大きく取り上げられています。
実は、その時のセーブで、栗山選手は、相手選手と激しく衝突し、腰を強く打ってしまいました。しかし、痛み止めを飲んで、ピッチに立ち続けた栗山選手。その姿は、チームメートに喝を入れるには十分だったと思います。
レアーレワールドがヒーロープロジェクトで目指すことは、単に、サッカーが上手な選手を海外に送ることではありません。
ヒーロープロジェクト育成メンバーを通して、チームメイトや周りの人々、地域社会を変革するという、今まで誰もしてこなかったことへのチャレンジです!
栗山選手の勝ちへの強いこだわり、日々の努力、決して諦めない姿勢、試合中終始仲間へ声をかけ続けた姿。
本気でやるということはどういうことか、それを見事に見せてくれました。
ヒーロープロジェクトは未来を変えるプロジェクト。
私たちは、レアーレワールドだからできることにチャレンジし続け、新しい歴史を作ってきました。
大きな話題を呼んだサントス理事のネパールリーグで初の100ゴール達成。
ニュースやメディアに取り上げられたCYCのゴミの落ちてないロッカールーム。(ネパールではチームがロッカールームを使ったあとは、床にゴミが散乱しているのがそれまでは当たり前だった)
これまでも、一過性の活動ではなく、実際に変化を起こし、歴史を塗り変えてきました。
そして、また、今日、勝ち星をあげられなかった政府関係のチームに、初の外国人ルーキーとして加入し、勝利をもたらした栗山選手。
レアーレワールドの活動は、ネパールに新しい歴史を作り続けています!