- REALE Online Academy
2021年台湾女子サッカーリーグ最優秀選手に選ばれた若林美里(わかばやしみのり)選手の熱いトーク!
レアーレワールドでは、夢を実現する力を育むオンラインアカデミーを開催しています。
オンラインアカデミーでは、毎月1回、様々な分野で活躍する方をゲストスピーカーに迎え、自身の経験をお話しいただき、自分の人生をより豊かにしたい、チャレンジする勇気を得たいと考えるすべての人に、未来に役立つたくさんのことを学ぶ場を提供しています。
2月20日(日)第10回目となるオンラインアカデミーは、台湾女子サッカーリーグで活躍中の若林美里選手をゲストスピーカーに開催されました。
若林さんは、8歳からサッカーを本格的に始め、中学~高校を通してJFAアカデミー福島で学び、卒校後、アルビレックス新潟レディース、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースを経て2020年より台湾女子「木蘭サッカーリーグ」の「高雄陽信銀行女子サッカーチーム」にてプレーしています。
選手として、人として、どんな思いでサッカーを続けてきたのか、生きてきたのか、大切にしている思いを交えて熱く語っていただきました。
- 中1にして、家を出て寮生活を始めたことで親への感謝の気持ちを持てるようになったこと。
- 自分が理想とするプレーと、結果を求められる大人のサッカーとの違いの間での葛藤したこと。
- 周りに迷惑をかけることになった移籍を決断した理由と、絶対に結果を出すという決意について。
- 過去の失敗した事実は変えられないが、そういう時こそ何ができるか考え行動することが大切ということ。
- 選手としてだけでなく、自分の人生を考えた時、海外に出ることが、自分の成長には欠かせないと感じたこと。
- 日本人である自分を受け入れて欲しかったら、まずは自分が台湾の文化や生活を受け入れることが大事。
などなど、1時間のお話を通して、彼女の経験からくる、心からの熱いメッセージをたくさんいただきました。
最後にFCレアーレの子どもたちへ
「サッカーが好きじゃなくなる瞬間が来たら、それはサッカーが本当に好きかどうか試されている時だよ。本当に好きならそこで諦めないで!辛いことと一緒に進んでいかないといけない。でも、それができた時、サッカーはステキなものを返してくれるよ」
というメッセージもいただきました。
参加者それぞれ心に残った言葉は違うと思いますが、それぞれが心に残ったことを、これからの日々の生活に生かしてい欲しいと思います。
上手な選手より強い選手を目指しているという若林さん。
強い選手とは、諦めない、みんなが安心する、チームを勝たせられる選手といいます。
2022年も「高雄陽信銀行女子サッカーチーム」でプレーすることを決断した若林さんがさらに強く、チームを変えていく姿を見るのが楽しみです。
台湾女子サッカーリーグは4月に開幕。全試合はyoutubeでご覧いただけますので、ぜひ、みんなで応援しましょう。(Youtubeを開いて、「高雄陽信」で検索してください)
若林さんについてもっと知りたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000112200
高雄は台湾サッカー発祥の地であり、サッカー台湾代表選手には、高雄出身者が数多く存在します。2016年に「陽信銀行」がスポンサーとなり、「高雄陽信銀行女子サッカーチーム」が発足されました。そして同年に台湾木蘭サッカーリーグに参入を果たしました。
高雄陽信としては、世界で活耀することのできる選手の育成をクラブ理念として掲げています。サッカーを通じて社会に貢献し、社会を豊かできる活動を今後とも積極的に行っていくことを目指します。