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子どもたちの本気を引き出したい! 保護者の方々の熱い想い。Parents’ Strong Passion
FC レアーレ・ジャパンで、先日2年生が大会に出場しました。
普段は、2年生の試合には、1年生と2年生全員連れていくのですが、強豪チーム相手の試合だったこともあり、選抜選手のみ連れていくことにしました。
その結果、実力とモチベーションが足りていない1年生3人が、残念ながら居残り組となってしまいました。
3人の子どもの保護者の方には、ハトコーチから理由を説明して理解してもらい、了解いただいてのことです。
全員連れて行けないわけではないのですが、今ひとつモチベーションが高くない3人の子どもたちに、「僕も試合に出たい!」という気持ちが出てきてくれればいいな、という思いがハトコーチの中にあり、悩んだ末の決断でした。
その後、大会の前日に、3人のうちの1人の保護者の方からハトコーチに「大会当日、ロログラウンドを借りていいですか?」と連絡がありました。
大会当日、選抜に選ばれなかった子どもたち3人と保護者の方が、ロログラウンドで、自主練習をするためでした。
「次の試合には出れるように頑張ろうね」保護者の方がそんな声かけをして、子どもたちを盛り上げながら練習したそうです。
時にスポーツには、厳しい面もあります。
誰かが勝てば、誰かが負けるし、試合に出れる子がいれば、ベンチから出れない子もいる、それが現実です。
そして、大切なことは、負けた時や試合に出れなかった時に、不貞腐れたり、嫉妬したりするのではなく、その悔しさをバネに頑張ること。
将来サッカーを続けるにしても、違う道に進むとしても、試合に出たいと思って努力した経験は決して無駄にはなりません。それは困難を乗り越え、現状を変えていける力になるはずです。
大会に行けなかった子どもたちの本気を引き出すために、働きかけてくれた3人の保護者の方の自主的な動き、これこそがレアーレワールドスピリット!
「大会当日、試合の前に、子どもたちに『今日来れなかった3人の分も頑張ろうね。その子たちは、今、自主練をしているんだよ。』と話をしました。
保護者の方々が、来れなかった子に働きかけてくれたことは、チーム全体にとって、とてもプラスに働いてくれていると感じます」というハトコーチ。
コーチと保護者が一つのチームとなって、未来を生きる力をもった子どもたちを、みんなで育てようという良い動きが出てきています。
そして、このような輪が、伊東市全体に広がり、さらに日本中、世界中に広がって、大人みんなが協力して、子どもたちを育てる社会になれば、こんな嬉しいことはありません。
そんな未来を夢見て、レアーレワールドは、一歩一歩、前進してまいりますので、今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
Draw Out Children’s Seriousness!Parents’ Strong Passion
2nd year elementary school students participated in competition. Normally all of the 1st and 2nd year students will go together but that day was different to usual. Only a party of picked ones had chance to go because the opponent is a powerful team.
Three of the 1st year students lacking ability and motivations left behind even there was a room for them. Hato coach explained his decision to their parents.
He had an intention to draw out their “I want to take part in a competition!”
The day before the competition, one of their parents called Hato coach, asking a permission to use the LOLO Ground next day.
It was for their independent practice.
On that day left behind children were practicing with their parents’ cheering, “Let’s practice hard to be able to play in the next competition!”
The tough side of sports; if someone wins, someone loses. Some can participate in a game but some not. That is reality of life.
The most important thing, when you lose a game or when you cannot participate in a game, is to make more and more efforts driven by chagrin. Not to become sulky of jealous.
Those experiences of efforts will never be a waste for your future, no matter where you go.
It will become your strength to go over difficulties.
The independent action took by parents to draw out three children’s seriousness was exactly the Reale Spirit!
“The day of the competition, I told my team ‘Work harder and cover their part too. They are practicing now at our home ground by themselves. ’ I believe the movement works as a plus factor to the whole team”, said Hato coach.
Coaches and parents foaming one team try to raise children having the power for future together.
What a good movement.
We hope the movement like this will expand to the whole Ito-city, to all over Japan and to the world
We, Reale World will go forward step by step and we are thankful for your usual support.