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FCレアーレが子どもたちの未来を変える〜アマルの場合〜

FCレアーレが子どもたちの未来を変える〜アマルの場合〜

アマルは現在16歳。
FCレアーレ・ネパールを卒業し、現在、FCレアーレ社会人チームでプレーしています。
ポジションはゴールキーパー。
プロを目指して練習に励む毎日です。

そんな彼ですが、ちょっと前までは、オンラインゲーム漬けの日々を送っていたと言います。

「朝と夜が逆転したような毎日で、ただただオンラインゲームを続け、ちょっとおかしくなっていました。体調も最悪で、頭がいつもぼーっとしてて…」(アマル)

勉強はあまり得意じゃない。特に、何かしたいことがあるわけでもない。
そんな中、コロナによるロックダウンとなり、これではいけないとどこかで感じながら、なかなか軌道修正ができなかったアマル。

そんな彼が、生活を変えるきっかけになったのが、FCレアーレ社会人チームのCディビジョン(日本でいうJ3)昇格リーグへの参加でした。

再び練習の日々が始まり、徐々に体も以前のように動くようになってきました。

「レアーレがあってよかった。レアーレでプレーできてよかった。レアーレがなかったら、僕はあのままゲーマーになって、体も壊してしまっていただろうし、こんなにワクワクする楽しい日々を送れてなかったと思う。だから、ネパールにレアーレを作ってくれた代表理事をはじめとする日本のレアーレワールドの皆さんそして、支援してくれているサポーターの皆さんに本当に感謝しています」(アマル)

そんな彼の目標はプロサッカー選手になること。
そして、ネパール代表チームに入ること。

大きな可能性を秘めた16歳のGK、彼は、レアーレで希望を見つけ、ゲーマーよりもグラウンドで汗を流す日々を選びました。

やんちゃだった少年が、こんな風に思い、自分の生き方を変え、感謝の言葉を送ってくれたこと、本当に嬉しく思います。

これからも、私たちは、ネパールの青少年に、夢と希望を届け、彼らが自分の人生を切り開くきっかけを提供し、頑張る彼らを応援していきます。