- REALE Online Academy
挫折を越えて、ドイツでプロを実現した坂田記一さんからの青少年へのメッセージ!
12月11日、第8回目になるレアーレオンラインアカデミーが、ゲストスピーカーに坂田記一氏を迎え、開催されました。
坂田さんは、幼稚園からサッカーを始め、クラブチーム、高校サッカー、大学サッカーを経て、シンガポールとドイツでプロ選手として活動しました。
しかし、坂田さんのサッカー選手としてのあゆみは、決して順風満帆と言えるものではありませんでした。
中学生時代には、体の成長が他の子よりも遅かったことで選抜から落ちたり、高校や大学でも監督と反りが合わず、やり方に納得できなかったりと多くの挫折を経験。
しかし、そんな坂田さんの転機となったのは、大学3年生のとき。
ジェフユナイテッド市原のコーチをしていたジョゼさんが監督になり、坂田さんは、サッカーを楽しむことができ、自信を取り戻します。
人を大事にするジョゼさんの元でサッカーに取り組んだ2年間が、その後の坂田さんの人生にも大きな影響を与えたのではないかとお話を聞きながら感じました。
大学卒業後、シンガポールでプロとしてプレーした後、更なる成長を求めて旅立ったのがドイツ。なぜか昔からドイツに自分が住んでいるイメージがあったという坂田さんですが、見事ドイツでプロ契約を獲得。
自分がイメージできることは実現できる。と、よく言われますが、まさにそれを自身の経験で見せてくれています。
イメージしたことを現実にするためには、自分が動くことが大切。
「やろうかどうか、悩む時間があれば、やろうよ」
「どこで誰が見ているかわからないよ」という坂田さん、
あなたを見つけてくれる人が今、その瞬間いるかもしれません。
だから、やりたいことを、いつも全力を出し切って、とことんやるのはとても大切です。
そして坂田さんの話から感じたもう一つの大切なことは、人との繋がりを大事にすることです。
人との出会いを大事にし、繋がりを大事にしてきた坂田さんだからこそ、世界でプレーすることができ、今も多くの仲間に囲まれているのでしょう。
これから、アスリートのセカンドキャリアについて何か提供できるコンテンツを作りたいと語る坂田さん。今後の坂田さんの活動についても、またお話を聞く機会をいただければと思いました。
参加した皆さまにもそれぞれ、何らかのヒントや気づきを得らたことと思います。
坂田さん、貴重なお時間をありがとうございました。
また、いつも柔らかなトーンで、ゲストの方からさまざまなお話を引き出してくださる、パーソナリティのつつみさんにも感謝申し上げます。
今年度のオンラインアカデミーはこれで終了ですが、年明け1月から、また、素敵なゲストをお迎えして開催してまいります。
詳細が決まりましたら、ご案内させていただきますので、また、ぜひオンラインでお会いしましょう。