- FC REALE Nepal
U10の子どもたちがレアーレグラウンドで、手洗い&洗濯講習会!
ネパールのレアーレグラウンドのトイレとウォッシングルームに、やっと水が引かれ、使用可能の状態となりました。
というお知らせを先日しましたが、水が使えるということで、先週の土曜日は、FCレアーレU10のサッカーの練習後に、子どもたちに手足の洗い方、トレーニングウエアの洗い方講習会を開催しました。
レアーレグラウンドは土のグラウンドなので、子どもたちは練習の度に土だらけになります。朝練のあとは、学校なので、さすがに土だらけのままというわけにはいきません。
そこで、アニッシュコーチが、石鹸を使っての手の洗い方、足の洗い方を子どもたちに教えました。
コーチの見様見真似で石鹸で手足を洗う子どもたち、みんなでわいわいと楽しそうです。
洗剤を使って、泥だらけのユニフォームも洗濯し、キレイになったユニフォームにご満悦の笑顔も見せてくれました。
今回の手洗い&洗濯講習会は、FCレアーレ・ネパールの子どものための自立プログラムの一環として行われたもの。
「サッカーだけじゃなく、なんでも自分でできる子になって欲しいと思い、自立プログラムを始めました。まずは両親の送り迎えなしで自分たちで練習場に来ることから始まり、今回は手足を清潔にすることの大切さと自分のものは自分で洗濯することを学んでもらいました。
FCレアーレに通ったら、サッカーが上手になるだけじゃなく、自分でなんでもできる子になると言われるサッカークラブにしたいんです。みんなでやれば、普段なら面倒なことも楽しく学べますしね。」
というアニッシュコーチ。
サッカーを通して、子どもの健全育成を目指すFCレアーレ。コーチとして関わる地元の若者たちにとっても、ここは成長の場です。
コーチたちが、子どもたちに何が必要か、自分たちで考えてプログラムを作成するようになったことも、ここ数年来の大きな成果です。
FCレアーレは、大人もこどもも、関わる人すべてがともに学び成長できる場として徐々に理想の形に近づいてきました。
ここまで来るには何年も時間がかかっていますが、こうやって継続して活動ができるのも日本の皆さまのご支援があってのこと。本当にありがとうございます。
これからも皆様と一緒にFCレアーレ・ネパールを育てていければ、とても嬉しく思います。