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栗山選手が、日本人初の快挙!2年連続ベストゴールキーパー受賞!
BoBブータンプレミアリーグ2023にて「ティンプーシティFC」のゴールキーパーとして大活躍だったレアーレワールド「ヒーロープロジェクト」所属選手の栗山選手が、見事2年連続で、ブータンプレミアリーグのベストゴールキーパーに輝きました。
外国人選手枠でゴールキーパーを取るチームが少ない中、昨年の実績が認められ、今年はブータンリーグの数チームからオファーをもらっていた栗山選手。
最終的に契約を結んだのは、昨年と同じチームであるティンプーシティFCでした。
キーパーという外国人選手が契約を取りにくいポジションでありながら、ミラクルな契約を勝ち取ってきた栗山選手。
ラックを引き寄せたのは、自分を信じてくれる人を信じ、自分自身を信じる心と、彼自身の日々の努力と、諦めない粘り強さでした。
奇跡を起こした栗山優也選手の軌跡
2021年秋、大学4年生だった栗山優也選手は、人生の岐路にいました。
社会人チームに入るか、海外でプロを目指すか。
そして、決断。
ネパールでプロを目指すと。
そこから彼の人生は大きく動き始めました。
そもそものきっかけは、レアーレワールドのサントス理事との出会いでした。
練習場で偶然、サントス理事と出会い、一緒に練習した時のこと。
「ネパールでプロを目指さないか?」
栗山選手ならネパールでもプロでやっていけると確信しての言葉でした。
自分を信じてくれるサントス理事を信じ、自分自身を信じ、ネパールで掴んだ奇跡のような契約。
彼の海外でのプロ活動のスタートでした。
ネパールでのプレーが認められ、現在はブータンのトップリーグでプレー。
首位争いをするチームで、GKとして活躍。
GKが獲得することが難しいマンオブザマッチを獲得し、外国人選手としては本当に稀なことにキャプテンを任された試合もありました。
今では、ブータンでは、栗山選手のことを知らない人はいないほどの有名人であり、彼の熱いプレーとフレンドリーな笑顔にファンも多数。
大学サッカー部ではトップチームに入れなかった無名の選手の中に可能性を見たサントス理事。自分のために、そして、自分を信じてくれる人のために、突き進んだことで大きな進化を遂げた栗山選手。
ミラクルを引き寄せたのは、自分を、そして自分を信じてくれる人を信じる気持ちの強さでした。
青少年に希望と勇気を!
2021年、在学中にネパールでプロとしてデビューしてから2年。これまでネパールとブータンでプロとして68試合出場し、チームの成績は42勝20分6敗。
ゴールキーパーが選ばれることはほとんどないマンオブザマッチを、ネパールで2回、ブータンで2回受賞。
ベストゴールキーパーに選出されたのは、ネパールのアハララゴールドカップで1回、ブータンプレミアリーグで2回と合計3回。
ゴールキーパーとしては快挙としか言いようがありません。
チームの守護神として、最後方から、チームを支えた2年間でした。
大学時代無名だった栗山選手ですが、自分を信じてくれる人を信じ、自分自身を信じ、果敢にチャレンジした海外の経験で一回りも二回りも大きく成長し、2年連続でベストゴールキーパーを受賞するまでになりました。
今年もたくさんのスーパーセーブを見せてくれた栗山選手。
そんな彼の2023年の活動をまとめた動画が、栗山選手自身のYouTubeにアップされています。
- 自分を信じること
- 諦めないこと
- 努力すること
その姿勢が道を切り開くことを、自らの生き方で見せてくれている栗山選手。
そんな栗山選手の生き様は、子どもたちに勇気と希望を与えてくれています。
ネパールでも、ブータンでも外国人選手にもかかわらず絶大な人気を誇る栗山選手。
どこに行っても、子どもたちに囲まれてサインをせがまれています。
オフシーズンには、ボランティアで子どもたちの指導にも熱心で、まさに子どもたちのヒーローです。
そんな栗山選手ですが、まだまだ、彼のミラクルな軌跡は、道の途中。
さらなる成長を目指して挑戦し続ける栗山選手と共に、レアーレワールドも今まで以上にヒーロープロジェクトに力を入れてまいります。
これからもぜひとも応援をよろしくお願いします。
Text by 事務局 宮本