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栗山選手がPKセーブでAPFにアハララゴールドカップ初優勝をもたらし「ベストゴールキーパー」受賞
3月20日から10日間の間、ネパール第2の都市ポカラで開催された第20回アハララゴールドカップにて、レアーレワールドのヒーロープロジェクトメンバーの栗山選手が所属するAPFが、6回の優勝経験を持つMMCをPK戦の末くだし、初優勝を飾りました。
勝利のキーとなったのは、栗山選手のPKセーブ。4-4となったあと、最後のPKを見事に止めて、チームに優勝をもたらしました。
APFは、12月に栗山選手が加入して以来、ネパールのトッププロリーグ”Aディビジョン”にて負けなしの2勝3引き分け。
トーナメント大会であるアハララゴールドカップでは4戦4勝で優勝と、ここにきて、どんどんとパフォーマンスを上げてきています。
栗山選手のGKとしての技術の高さに加え、チームを盛りあげるムードメーカーとしての彼の存在がチームに大きな影響を与えていることは疑いがありません。
栗山選手加入前に”Aディビジョン”リーグで4戦4連敗していたAPFとは、まるで別チームに生まれ変わりました。
本日の決勝戦では、前半1-0でリードするも、後半80分過ぎに同点に追いつかれ、その数分後には1-2と逆転を許してしまいます。
以前のAPFならここでガタガタと崩れ、そのまま負けてしまったところです。しかし、栗山選手加入後のAPFは、リードされてからも諦めずに果敢に攻める姿勢がみられるようになりました。
絶対に勝つ!
その想いが決めたアディショナルタイムでの奇跡の同点ゴールで2-2に、そして最後は栗山選手がPKを止め、優勝を決めました。
本日で10日に及ぶアハララゴールドカップは終了、栗山選手は、今大会の「ベストゴールキーパー」を受賞。「スマイリーユーヤ」「フライングジャパニーズ」と今回のトーナメントで、ネパールの多くのサッカーファンを魅了。子どものファンだけでなく、女性ファンも多く獲得した様子が、試合後のファンサービスでみて取れます。
逆境にあっても決してあきらめず、自分を信じ、チャンスを掴んだ栗山選手。
21歳、日本では大学サッカー部の選手だった彼が、ネパールにわたり、試合の度に成長し、チームを変える姿に、多くの人が元気と勇気をもらっています。
周りの人の心を熱くし、動かすことができるヒーローを育てるのがレアーレワールドのヒーロープロジェクト。
レアーレワールドと栗山選手の挑戦は、まだ続きます。
ぜひ、一緒に心を熱くし、世界を変えていきましょう。