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FCレアーレOBがスペインの国際大会の手伝いから学んだこと

FCレアーレOBがスペインの国際大会の手伝いから学んだこと

FCレアーレの卒業生(16歳)が、FCレアーレの海外プログラムとして、FCレアーレのテクニカルアドバイザーであるクロアチアのマティコーチ指導の元、スペインでの国際大会のお手伝いをしてきました。

先日に引き続き、そこで学んだこと、感じたことをレポートしてくれました。


レポート第2弾

『スペインの国際大会のお手伝い』

前回の記事でも書いたのですが、10月の半ばからスペインに渡り、KOMM MIT INTERNATIONALが主催するサッカーの国際大会「36th Trofeo Malgratense」のお手伝いをさせていただきました。

地中海に面したマルグラッド・ダ・マールという街で5日間にわたり、U11、 U13、 U15、 U17、 U18(U18は女性のみ)を対象に行われました。

とても大きな大会で、例年であれば、100チーム以上が参加します。
今回は、コロナウイルスの影響により、比較的に少ないチーム数での開催となりましたが、ヨーロッパ諸国やアフリカ大陸からなど、様々な国籍や人種の選手たちが集まり、タイトルを狙い全力でプレーをしていました。

宿泊先のホテルでは、様々なチームの選手が、みんなで仲良く遊んでいる姿も見ることができました。

自分は大会の開会式と閉会式の準備、U13(ヨーロッパではU13というのは13歳未満つまり12歳以下という意味です!)のトーナメントの運営サポートとカメラマンとしてお手伝いさせていただきました。

開会式や閉会式の準備では、様々な荷物をKOMM MITのメンバーと協力しながら、車の中へ運び込み、グラウンドへ設置するといった作業をしました。

荷物はとても重く、なかなか疲れる作業となりましたが、KOMM MITのメンバーとコミュニケーションをとりながら楽しくできました。

トーナメント運営のサポートでは、選手の情報を聞きに行ったり、審判に水を渡したり、選手たちのケアをしたりなど、こちらも色々な人と話すことができる、とても楽しい仕事でした。

またカメラマンとしての仕事もしました。

デジカメ以外のカメラを持った経験がありませんでしたが、「やれるだけやってみて」と言われ、グラウンドの周りを歩き回りながら、必死にシャッターを押していました。

日本との違いとして一番感じたのは、選手やコーチ、保護者たちの本気度です。

例えばゴールが決まったときやファールがあったときは、全員が感情を爆発させ、会場中が盛り上がります。

決勝など大事な試合に勝った際には、みんなで歌ったり踊ったりして祝います。選手たち、コーチ達、保護者達が試合の雰囲気を作り、ゲームを盛り上げます。

また選手達のエンターテイメント性にも驚きました。

まだ12歳の子供が観客に向かい拍手をしたり、試合が止まっている時はリフティングなどで自分のスキルを披露したりと、普段からプロの試合をたくさんみているのだろうなと思いました。

いつもは試合をする側ですが、今回試合を運営する側の経験をしたことにより、自分の試合を運営してくださっている方々への感謝の気持ちが高まりました。

また様々な国籍の方と話す機会になり、とても楽しい経験をすることができました。

Rrport : FCレアーレ卒業生 三好玄氣

レポート第1弾はこちらです。


『サッカー×海外』の取り組みのもと、レアーレワールドは、独自の海外との繋がりを活かし、海外で経験を積みたいという青少年に、より多くの海外経験の場を提供したいと考えています。

いつか、FCレアーレとしてこの大会に参加することを目標に、さらに活動に力をいれて参りますので、応援のほどよろしくお願い申し上げます。