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のびのび育て‼ レアーレキッズ‼彼らを支える大人たち
先日、第3回目の日本とネパールのFCレアーレの「子ども交流会」の様子をお伝えしました。
交流会では、子ども達のサポートのためにコーチが付き添っています。
ネパールの子ども達のそばには、自身もFCレアーレネパールのプレーヤーとして活躍していて、現在はコーチのアニッシュさんがいてくれます。
いつも細かい気配りと優しい眼差しで子どもを見守り、常に新しいことにチャレンジしています。
日本には、オニコーチと共にFCレアーレジャパンを支えるハトコーチ。
いつも明るい笑顔で、低学年の子ども達にサッカーの技術のみならず、挨拶の大切さをはじめ、人としての基本を教えてくれます。
そして、ネパール在住の日本人スタッフ、ちかこさん!
ネパール語を駆使して、ステージの裏の仕事をあれもこれもこなしながら、日本とネパールを繋ぎます。
この大きな3人のサポートで子ども達はのびのびと、自分の気持ちをスクリーンの向こうの相手に伝えられます。
ときに、子ども達の口から言葉が出てくるまで、とても時間がかかります。
でも、コーチ陣は、決して強引に大人の答えや言葉を押し付けることなく、見守りながら待つのです。
”子どもには子どものテンポがあるから”
”間も大事だから”
大人が思う5分と、子どもが思う5分は違うのです。
ネパールの子どもがたずねました。
”日本語を教えてくれますか?”
おそらく大人なら誰もがすぐに、Yes!と答えるだろうと思ったでしょう。
でも、そう言われた日本の子どもは…もじもじしながら考えています。
2分も、3分もずっと答えられないでいます。
そばにいるコーチは、”教えてあげる?どうしたい?”
やっと口から出てきた言葉は
”日本語ってむずいじゃんッ…‼”
自分の本当の気持ちに向き合って、考えることのなんて大切なことか。
真剣に考えて、たとえ母国語であっても、自分が教えることはできないと、自分で決めた瞬間。
子ども達の心はこうやって、日々成長していきます。
そして、レアーレワールドの大人たちは、こうやって日々子ども達に寄り添い、彼らの成長を支えています。