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1足のシューズに宿るエナジーを感じて、人の内なるパワーが目覚める時
私たちはそれぞれに生きています。
そして同時に、私たちは一人で生きてはいません。
1つのストーリーです。
私たちの英語クラスを担当してくれてREALE WORLD NEPAL で、子どもたちと関わり、多岐にわたる細かな仕事も心から好きでやってくれているアニッシュさん。
彼がコーチのライセンス取得にチャレンジしました。
その時に履いたのが、写真のシューズです。
これは、私たちの活動をその命の尽きる時まで、そしてきっと今も応援してくれている故伊藤明子さんが、サントス理事に思いを託してプレゼントしたシューズです。
サントス理事は、ライセンス取得に挑むアニッシュさんに、自分がもらったシューズに、明子さんの名前と自分の名前をサインし、思いを託してアニッシュさんに贈りました。
ライセンスチャレンジの当日。
アニッシュさんは、未だかつてなくナーバスになっていたそうです。
それが、このシューズを履くと・・・
“At that time I was feeling very low energy.
After I wear it, I feel really really good.”
とっても元気がなかった自分が、その靴を履いた途端、すごく気分がよくなったのです!
こんなことは初めてです!と。
すっかり元気になったアニッシュさんは、ライセンステストに見事合格。
名実ともに「アニッシュコーチ」が誕生しました。
三好代表理事のもとには、アニッシュさんから、合格を知らせるメッセージが届きました。
そこには、サントス理事、伊藤明子さん、そして三好代表理事やスタッフ、そして「NPO REALE WORLD」への感謝の思いが綴られていました。
私たちはそれぞれに生きています。
そして同時に、私たちは一人で生きてはいません。
その先の未来に希望を抱いて誰かに「思いを託す」。
それはポジティブなエネルギーとなって、受け取るその人の力になり、より良い変化へと導き
それによって、持てる力が十二分に発揮される!
そして、湧き上がる感謝は、みんなにとって、未来を、切り拓く力となっていきます。
私たちの「ヒーロープロジェクト」が育むヒーローは、自分自身が人一倍努力することを惜しまない人であり、一人で生きていないことに気づき、謙虚な気持ちで、感謝と共に未来にバトンを託せる人です。
アニッシュコーチの体験談は、大切なことを私たちに教えてくれた気がします。
Text by REIKO AOMAME