使った後は自分たちで掃除する！FCレアーレ・ネパールの取り組み

先日の保護者会の後でのこと。
アニッシュコーチの指導で、レアーレキッズたちみんなで、使用したホールの清掃を行う姿が見られました。

「使った後に掃除する」というのは、日本では当たり前のことなのかもしれません。
けれども、職業による身分制度の名残があるネパールでは、その当たり前のことを浸透させることが難しいのが現実です。
掃除は、掃除をする職業身分に生まれた人たちの仕事という意識がまだ残っているからです。

そんな状況を変えるため、FCレアーレ・ネパールでは、「公共の場所はみんなできれいに使う」「使った後は、自分たちで掃除する」という意識を子どもたちに持ってもらいたいと、常日頃から指導しています。

何年にもわたり、何度も何度も指導してきた結果、レアーレキッズの間では、「自分が使ったものは、自分できれいにする」が当たり前になってきたことは、とても嬉しい変化です。

また、日本のクラウドファンディングで完成したレアーレグラウンドを見れば、レアーレキッズだけでなく、地域の人々にも意識の変化が起こっていることがわかります！

FCレアーレはサッカークラブですが、単にサッカーの技術を教えるだけでなく、人として大切なことを教え、みんなで成長することを目指しています。

そして、継続して活動を続けることで、少しずつ子どもたちでけなく、地域にも変化を起こしています。

このような活動を続けることができるのも、日本の多くの支援者のおかげであることに、改めて感謝すると共に、今後もさらに大きな変化を起こせるように精進してまいります！
引き続き、応援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

Text by 事務局　宮本