JUNSHIN SPORTS CLUBの中学生が、レアーレワールドの社会貢献プロジェクトに参加しました！

13足のシューズをネパールへ届けたい！

昨年に引き続き今年も、JUNSHIN SPORTS CLUB（以下JSC 静岡県藤枝市・代表/渡邉亜紀さん）の中学1年生と2年生の女子サッカー選手が、認定NPO法人REALE WORLD(以下レアーレワールド)が展開する「ワールドフレンズプロジェクト＆コーヒープロジェクト」に参加しました。

ワールドフレンズプロジェクトでは、サイズアウトなどの理由でまだ十分に履けるのに靴箱に眠るシューズやサッカーボール、ユニフォームなどを途上国の子どもたちに届けています。これまでネパール、ケニア、エチオピアをはじめとする途上国にお届けしたシューズやサッカーグッズは2500点以上にのぼります。

昨年は、JSCの選手たち自らが一つ一つパッキングしたユニフォームをご寄付いただきましたが、今年はシューズ13足をご寄付いただきました。

「私たちの行動が少しでも、ネパールの人々を笑顔にできたら嬉しいです。これからも、自分たちがこのような環境で、サッカーができているのは、当たり前ではないことを忘れずに、感謝の気持ちを忘れずに生活していきたいです」（JSC選手より）

ネパールにシューズを届けるために、
中学生がコーヒー販売にチャレンジ！

レアーレワールドのコーヒープロジェクトは、ネパールコーヒーの輸入販売を通して現地の雇用拡充を図ると同時に、途上国に寄付品をお届けする費用を生み出すプロジェクトです。

昨年は、ネパールにユニフォームを送る費用を自らの手で作りたいと、JSCの選手たち自らが計画し、交流会にてドリップパック200個を販売してくれました。

「前回の経験は、多感な中学生にとって学びが大きく、選手たちも積極的に取り組んでくれました。せっかくのご縁でもありますので、今年度もコーヒープロジェクトに参加しました。選手の学び＆社会貢献＆関わる方々にもフェアトレードや児童労働などの社会課題を知ってもらえる機会となりました」（JSC代表渡邉さん）

今回は、昨年より多い300個のドリップパック販売にチャレンジ。
販売に先駆け、何度もミーティングを重ね、ネパールやフェアトレードについて調べ、宣伝用のチラシを作り、当日用の看板を作り、試行錯誤を重ねました。その結果、見事300個を完売。

「コーヒープロジェクトでは、様々なことが経験できました。接客は、今までやったことがなく、できるか心配でしたが、きちんとお金を渡したり値段を言ったりできて良かったです。けれど、途中で外国語を話される方が来て、英語だとはわかったけれどその対応が上手くできなく、最終的にはコーチに任せてしまっていたので、そういう対応もできるようになりたいです」（JSC選手より）

「ネパールの現状を調べて『自分には何ができるのか』『フェアトレードとは何か』などが分かりました。そして、ネパールの人を支援するという難しいことでも、みんなで協力して1人1人が意識を高くして行動すれば成功できると学ぶことができました。他にも、片付けを積極的に行って先輩達とコミュニケーションがとれたし、コーヒーをたくさん販売するために呼びかけたりして、自分から行動することが多くなりました。

来年は私が2年生になり、1年生のお手本になり3年生を支えていかなければなりません。だから、日頃のトレーニングから先輩に頼らなくても行動できるようにしていきたいです。今回の活動を今後の生活に活かして、さらに成長していきたいです」（JSC選手より）

「今年は販売目標が300個になり、全部売れるか不安だったけど、呼び込みをしたり、全員が楽しく全力で取り組んだからこそ、全て売ることができたと思います。去年、今年と貴重な経験をすることができ良かったです。」（JSC選手より）

J寄せられた感想から、SCの選手たちにとって、さまざまな学びや気づきを得る機会となったことが伺えます。

寄付という小さなアクションを、世界を変えるきっかけに！

一人一人が変化すれば、社会は変化する！

レアーレワールドは、NPO法人となる以前から20年以上、その確信のもと活動を続けてきました。

レアーレワールドがしたいことは、モノがない国にモノを届けることではありません。 寄付というアクションを、人が変わるきっかけ、社会が変わるきっかけにしたい。その思いから、寄付先については、厳選し、本当に努力している人に必要なものを届けることにこだわり、お届けした様子を寄付してくれた方に報告しています。

日本中から届けられる寄付の品を管理し、途上国に送り、私たち自身も現地に足を運び、子どもたちに品を届け、その報告をする。

それには、手間も時間もかかりますが、そこまで徹底してやるからこそ、参加者一人ひとりが自ら変化し、「寄付」が意味あるものになっている、その手応えを感じています。