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今夏スタート!自己発見×地域課題解決プロジェクト

今夏スタート!自己発見×地域課題解決プロジェクト

今夏スタートの新プロジェクトは、より多くの方々を巻き込みながら、あるべき未来を創造する可能性に満ちている!

レアーレワールドはプロジェクト活動が多岐に渡っています。

さまざまな課題感を持つ方々にとっては、あちこち団体を跨がずとも、1団体であらゆる活動に参画いただける「場」になっています。

今期、正式にプロジェクト化したものが、「自己発見×地域課題解決プロジェクト」です。

昨年実験的に行なったこのプロジェクト。

御嶽山の麓、長野県木曽町の開田高原での農業体験に、西南学院大学(九州)のサッカー部の学生が興味を持って参加してくれました。

学校の授業で学ぶ、日本の農業の課題、過疎化や高齢化、空き家など課題山積の地方自治体。

情報でしかなかった事柄が、実際にその現場に飛び込み、体を使って経験し実感をして「体温のある学び」となり、自分の思いや考えを明らかにさせ、また、自然を相手に、自然と共に、自然と一体となって生活する中で、「自分自身」のありのままの姿が、本音が聞こえてくる。

「行って良かった」

その経験の前後で、明らかに主体的、能動的な姿勢に変わった彼らの姿に、手応えを感じた私たちは、正式にプロジェクトとして今年度よりスタート。

今夏は高校生が長期で参加。
また、レアーレワールドの支援者の方々が興味を持ってくださり、全国各地からプロジェクトに参加してくださいました。

初回は、ネパールの活動を支えてくださっているラメッシュさんご夫妻が来日されていたこともあり、レアーレワールドの日本&ネパール交流会としても開催することができました。

その後も、合宿的に、親子で、一人で、などなど、リピートしてくださる方もいらっしゃるなど、このプロジェクトが、特に都市部に暮らす方々にとって、非常に関心の高いものだということがわかりました。

中でも、畑仕事、その仕事を通して地域の方々と接することが、とても大きな「充実感」や、自分と向き合う時間になっていることがわかってきました。

人は自然の一部。
人は、一人で生きていない。

その場に行き、日に照り付けられ、風に吹かれ、空気の匂いの変わるのと共に天気が変わるのを身をもって体感して、「感じて」、うちなる思いの湧き上がることを知り・・・。

文字面でインプットしていた言葉は、そうした個々の経験のエネルギーを宿して、初めて、「伝わる」ものになる。

TAKE ACTION & MAKE THE FUTURE

「自己発見×地域課題解決プロジェクト」は、私たちが、想像もし得ない新しい何かを生み出す、そんな気がしています。

農業を体験させてくださる畑中建設の皆様、そして木曽町役場の皆様、私たちの活動に関心を寄せて、笑顔で迎えてくださる地元の皆様に、心から感謝すると共に、今後ますます多くの方々から、ご支援・ご参画をいただけるプロジェクトへと成長させてまいります。

*「市民タイムス」にて記事が掲載されました

https://www.shimintimes.co.jp/news/2023/09/post-23179.php

*「広報きそまち No.208」にて記事が掲載されました(アイキャッチ画像)

Text by REIKO AOMAME