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栗山優也選手がブータンプレミアリーグでキャプテンに!
8月17日に行われたブータンプレミアリーグ第4節の試合において、レアーレワールド「ヒーロープロジェクト」所属の栗山優也選手が「ティンプーシティーFC」のキャプテンを務め、チームを勝利に導きました!
その栗山選手からメッセージが届いていますので紹介します。
「まずこの試合をプロフェッショナルフットボーラーとして迎えられたこと、そしてその背景にはREALE WORD を含める様々なスポンサーさんや、家族や親友などの支えがあり、この日を迎えられたことを、この場をお借りしてお礼を言わせて頂きます。
ありがとうございます
今年2年目の『ティンプーシティーFC』となり、副キャプテンを務めさせていただいています。
そして今節、キャプテンが出場停止というわけで、自分がキャプテンを務めさせていただく事になりました。
外国人でキャプテンを務めるという前例を稀に聞いたり見るのですが、大体そういう選手は、35歳を超えていたり、チームに5年以上在籍する選手であることがほとんどです。
しかし自分は、23歳とまだまだ経験も未熟ながら、キャプテンを務めさせていただきました。
正直なところ、特別な感情があったわけでもなく、特別な事をしようという思いもありませんでした。
いつもの行いがチームに認められてるからこそ任されたと自負してますし、いつも通りチームが勝つことだけに集中しました。
とはいえ、自分にとっては、プロフェッショナルキャリア初のキャプテンであり、この先いろんなことに挑戦する中で、一度あるかどうかもわからない機会をいただけたことは、ほんとに光栄なことだと思います。
去年は準優勝出にとどまり、目の前で優勝を取りこぼしたからこそ、今年は外国人選手としても副キャプテンとしても、さらに責任を持たなければいけない年です。
正直試合を迎える度に孤独を感じたり、お給料の割に合わないプレッシャーを感じ、『わりにあってないぞ!』と思うときもあります! (試合までの時間が嫌いということです笑)
それでもサッカーが好きだから出来るし、いい意味でサッカーを仕事だと思ってないからこそ、何度も立ち上がり、ここまでこれたのだと思っています。
自分が大切だと思っていることは、『やめないこと!』です。
僕の見てきた世界には、とても頑張っていて能力もあるのに、やめてしまう人たちがたくさんいます。
サッカーは努力をしても必ずしも報われるスポーツではありません。
しかし努力は、可能性を高めてくれるものです。
努力をしているのに、目に見える効果が出ていないという人も多いと思います。
でも、諦めなければ、やめなければ、何かが起こる可能性はあります。
皆さんに伝えたいのは、今努力しているのに、何も叶えられていないとしても、今後も同じように何も起きないとはいえないということ。
3年前までBチームで、試合に出れもしなかった選手だからこそ、言えることでもあります。
まだまだ下手くそですが頑張ってまいります。
応援よろしくお願いします」(栗山選手)
大学時代、目の手術などサッカーできない時期もあり、華々しい結果を出すことができなかった栗山選手。
卒業を前に、プロになることを諦めかけた時期もありました。
それでも、やはり諦められず、ネパールでのトライアウトに挑戦し、努力し続けて今があります。
今回のキャプテンとなるまでには、大きなプレッシャーとの戦いとたくさんの努力がありました。
レアーレワールドは、ヒーロープロジェクトを通して、栗山選手をはじめ、自身の経験を通して、次の世代の青少年を導けるリーダーを育成しています。