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オルカ鴨川FC様からのご寄付をFCレアーレの青少年に届けさせていただきました!

オルカ鴨川FC様からのご寄付をFCレアーレの青少年に届けさせていただきました!

レアーレワールドが展開するワールドフレンズプロジェクトに賛同して、様々なチームから送られた良質なユニフォームやジャージを先日ネパールに送りました。
その中から、今回は、なでしこリーグ1部のオルカ鴨川FC様がご寄付くださったユニフォームやジャージの一部を、レアーレワールドがネパールで運営するFCレアーレの青少年少女に贈りました。

レアーレワールドでは、首都カトマンズ郊外の町ティミで2013年から子どもを対象にFCレアーレを運営してきました。
経済的に余裕のない家庭が多い地域であるため、最低限の月謝と、無料のウエア貸し出しを行い、どんな家庭の子どもでもサッカーができるようにサポートしています。
また、女性差別がまだまだ根深いネパールの現状を変えるため、2019年には、ガールズチームを設立。サッカーを通し、女性の社会進出をサポートしています。

そんなガールズチーム1期生の少女たち(16~18歳)には、ユニフォームやピステを寄贈。
また、合わせて、U14のボーイズチームや、ボランティアコーチたちにもジャージを寄贈しました。

現在、ネパールには、レアーレワールドのヒーロープロジェクトとしてネパールのプロにチャレンジしている栗山選手と、FCレアーレジャパンの卒業生が滞在しています。

今回は、彼らの手からネパールの選手たちに、手渡してもらい、このユニフォームがどこからきたのか、どういう思いで送られたのかなどを、しっかりと説明させていただきました。

古着や誰かがはいたシューズなどは喜ばれないのではないかという声も時々聞こえますが、公務員の初任給が1万5千円程度のネパールでは、ウエアやシューズはとても高級品。
輸入品にかかる関税が高いため、外国製の質の良いものを求めようとなったら、日本で購入するより高額であることもしばしば。
中国製の安いものを買い求めれば、1ヶ月ももたないで使えなくなることもよくあります。

そんな状況ですから、学生の彼らが新しいウエアやシューズを新調するのは難しく、まだまだ十分に使える品質の良い日本の古着やシューズは、とても喜ばれます。

ネパールもここ数日、急に寒くなりましたので、長袖のジャージやピステは、早速活躍してくれています。

FCレアーレ社会人チームの選手であり、ガールズチームのコーチを勤めてくれているモダン選手からもお礼のメッセージが届いています。

モダン選手は、最近、課外授業としてカトマンズの小学校でサッカーを教え始めました。

そこでも早速ジャージが活躍してくれたとのことです。

オルカ鴨川FC様、たくさんのウエアをありがとうございました。
ネパールの他の青少年少女たちからも、たくさんのお礼が届いています。
そして、遠く日本でサッカーをしている皆様と、いつかプレーできるような選手になることを夢見て、今日も練習に励んでいます。

日本から送られたウエアやシューズは、きちんと思いと共に届けることで、モノ以上のものになります。

それは日本という国への関心となったり、途上国への現状理解を促したり、国際交流のきっかけや、社会貢献に興味を持つ第一歩となったりします。

レアーレワールドが届けたいのは、そんな世界をより良くするための、小さいけれどたくさんのきっかけです。

ワールドフレンズプロジェクトは、世界をつなぐプロジェクト。

レアーレワールドでは、シューズやウエアを通して、希望が世界中に広がることを目指しています。