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「当たり前になっていないか」 そう問いかけられる人になろう! “Is it a matter of course?”

「当たり前になっていないか」 そう問いかけられる人になろう!  “Is it a matter of course?”

人は「慣れる」生き物です。
環境や関係といった対外的なものにも、考えや行動といった自分自身のことにも生きていくということは、起きることに適合しては慣れていく、その繰り返しとも言えます。

そこから向上を目指し、成長を目指したい!喜びや幸せを感じ続けて生きていきたい!ならば、現実をしっかりと見て、理解して、自分たちの在り方を見直し「問いかける」こと、そこが出発点になると思います。

3日の祝日は、練習試合をさせていただきました。
試合が終わると、私たちのボールが1つ足りません。
どうやら他のチームの試合に使われていた際に、林の中に入ってしまったらしいのですが、コーチに促されるまで、ボールの数を確認することも、足りないことに気づき探そうとすることも、子ども達から自発的には起きませんでした。

促されてようやく動き出した子ども達。
保護者の方にも手伝ってもらって、そこからはみんなで真剣に探しましたが、ボールは見つかりませんでした。

私たちの活動は、応援してくれる方々からのご寄付、ご支援で成り立っています。
そのおかげで、月謝も安く維持することができ、道具も自分で揃えなくても、大体のものが揃います。
これまでもボールがなくなることはありましたが、その都度、チームがボールを補填して、いつしかその流れが「当たり前」になりました。

無くなったものを補填するのは、チームとしては「当たり前」です。サッカーをしているのです、ボールは必要不可欠です。
問題なのは、1つひとつのボール、物に対する「心の在り方」です。

私たちは、本当にいろんな方の力のおかげで、子ども達が夢を叶えるために努力できる場所を作らせてもらっています。
だから、絶対にそれを「当たり前」にしてはいけないのです。
大人達は子ども達に、それを「当たり前」だと感じさせてはいけないのです。

今回、無くなったボールの補填は、参加していた中学生にしてもらうことにしました。購入にあたっては、自らのお小遣いを出し合ってするという条件付きで。

私たちは、子ども達がそれぞれの才能や能力を発揮して、これからの時代を生き抜く力を育むこと、そして自らを、まわりをよりよい方向へとリードできる人間になる、その力を育む環境を多くの方々の応援あって、創造しています。

進化には、今以上のエネルギーが必要です。成長に伴う「痛み」も経験し、子ども達には、大きく豊かな人間に育って欲しい。

たくさんの応援、恵まれた環境に感謝して、私たちは、これからもさらに努力を重ねていきます!

“Is it a matter of course?”
Become a person who can ask yourself and your friends!

We had a practice match on November 3rd.
At the end of the match, we are missing one ball.
It seems that the ball got into the bush when it was used in the games of other teams.

Until the coach told them, the children did not voluntarily check the number of balls or look for them.
Prompted by the coach, the children finally started to move.
With the help of parents, we all searched seriously, but we couldn’t find the ball.

Our activities are made up of donations and support.Thanks to that, the monthly fee can be kept cheap, and most of the tools are available.

In the past, we’ve lost the ball, but each time the team replenished the ball, it became “a matter of course”.
It is “natural” for the team to make up for what is lost.
The problem is the “way of mind” for each ball and thing.

We are creating a place where children can challenge themselves to make their dreams come true with support of many people.
That’s why you should never take it “a matter of course”.
Adults shouldn’t let their children take it “a matter of course”.

This time, we decided to have the participating junior high school students replenish the lost balls.
The condition is to collect their pocket money and buy the ball.

With the support of many people, we are creating an environment in which children can develop the ability to survive in the coming era and become human beings who can lead the surroundings in a better direction.

Growth requires more energy.
We want our children to experience the “pain” that accompanies their growth.

We are grateful for all the support and blessed environment, and we will continue to make further efforts!